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MESSAGE

203X PROJECTの実現

「⽇本の中⼩製造業を世界の中核へ」

「⽇本のものづくりは、
終わってしまうのではないだろうか」。

世界情勢の変化が引き起こした、
国内⼯場の⼤量閉鎖と
海外への⼯場移転。
時代遅れと揶揄されはじめた、
ハードウェアでの「ものづくり」。
⼈⼝減少の先に待つ、
マーケット縮⼩と労働⼒不⾜。

これからは⽇本の外に出て⾏かねばと、
海外での新たな挑戦に乗り出した。

でも、世界を巡って、
はじめて気づかされた。
「⽇本⼈ほど、ものづくりに
向いている存在はいない」と。

作業に込める丁寧さ、
細部への徹底的なこだわり。
コツコツと積み上げていく地道さと、
唯⼀無⼆の技術⼒が⽣み出す
製品の美しさと秘められた奥深さ。

しかし、
「ものづくり」が得意なだけでは、
ビジネスとして成り⽴たない。

アジア諸国を筆頭に
世界中の国々が台頭してきた今、
⽇本のものづくりの存在は
徐々に薄れつつある。

このまま世界から取り残されれば、
⽇本⼈が得意とする
「ものづくり」は衰退していく。
果ては「ものづくり」の魂すらもが、
⽇本から失われていく。

そんな未来は⾒たくない。
⽇本⼈が⽇本⼈らしさを
活かせる仕事として、
「ものづくり」をこの国に残したい。

そのためのあるべき姿、
成すべきことが⾒えてきた。
私たちがやらなくて誰がやる。
誰が出来る。

⽇本の「ものづくり」の新しい姿は、
ここから始まる。

それが、このプロジェクトに
込められた想い。
「⽇本の中⼩製造業を世界の中核へ」