オーダーメイド紳士服サロンを経営する五十嵐裕基さんと、「ものづくり」における本質とは何か、ものづくりにおける楽しさとはなにか?未来のものづくりに何が必要か?「ものづくり」を通して、その先にあるものを、経営者二人が考えていきます。
FUTURE TALK 02
「ものづくり」とは
ストーリーを紡ぐこと
株式会社 LECTEUR 代表取締役
株式会社 NODEWEAR. 代表取締役
五十嵐 裕基 氏
YUKI IGARASHI
株式会社 LECTEUR 代表取締役
株式会社 NODEWEAR. 代表取締役
五十嵐 裕基
2007年東海大学工学部を卒業。コンタクトプローブの設計製造、及び電気測定技術を開発するサンケイエンジニアリングに入社。エンジニアになることに挑戦するが、ファッションへの情熱を諦めきれず、約2年で退社。その後セレクトショップでアルバイトから服についての研鑽をつむ。2018年にオーダーメイド紳士服の隠れ家サロン、株式会社LECTEURを設立。その目的は服を売ることではない。服をとおしてお客様ひとりひとりのスタイルを創り出すこと。高い理想を掲げ、唯一無二の地位をファッション業界に築きつつある。2020年に、日本国内の職人さん達の技術を後世に残し、活かしていくために株式会社NODEWEAR.を設立。服を創り上げると同時に服に織り込まれるストーリーを大切にし、それを着るべく人を創りあげていく。そんな志を持って服に全てを捧げている。
株式会社 サンケイエンジニアリング
代表取締役社長 笠原 久芳
琉球大学理学部海洋学科卒業。西武百貨店入社。1989年サンケイエンジニアリング入社。金属加工経験ゼロではあったが、NC旋盤等の工作機械を購入し独自に製品を創り始める。1996年に初代技術センターを立ち上げる。2004年代表取締役社長に就任。現在のサンケイエンジニアリングが掲げている「電気測定の、119番」の基礎を確立。2014年にSankeiEngineering(Cambodia)Co.,Ltdを設立。海外製造の第一歩を踏み出す。2022年5月、山梨県北杜市に未来のものづくりセンターとして「M&T BASE HOKUTO」を建築。同時に「日本の中小製造業を世界の中核へ」というMISSIONを掲げ、未来へ向けて始動する。
TALK 01
ビジネスにおける
オリジナリティとは?
やりたいことを突き詰めていく。
やらないことを決めた。
その結果、時流にはのらない
オリジナルのビジネス形態になった。
TALK 02
ものづくりはストーリー創り
ものづくりには必ずストーリーがある。
そのストーリーを知り、使い手に伝えることで、
売り手としての価値がでる。
そして使う人もモノを大切にするようになる。
作り手、売り手、使い手により
モノに対する考え方を変えていく。
TALK 03
ものづくりに必要な
「感性」を育てる
ものづくりもビジネスも感性を育むことが大切。
何を感じ、それを作品にどのように活かすか。
ただモノを創るだけではなく、
ストーリーを創る時代になってきたからこそ
感性がより重要だ。
TALK 04
社会人1年目で学んだ
ビジネスの基盤
ビジネスにおける考え方、
行動の仕方はシンプル。
サンケイエンジニアリングで学んだ、
ビジネスの基盤とはなにか?