代表挨拶

サンケイエンジニアリングは1975年創業、現在は従業員数68名(2025年3月末)のいわゆる中小企業のメーカーです。
とはいえ、多くの方が想像する「中小企業のメーカー」とは社風が少し違うかもしれません。特に、未経験者・非理系出身の社員を積極的に採用している点は、業界でも珍しいといえるでしょう。製造業界は技術力が求められる世界であり、弊社も世界に通用する技術力を持っていると自負しています。
しかし、新しい領域や新しい製品に挑む場合は、私たちも未経験者です。未来に対してはすべての人が未経験者です。
弊社には「好奇心」に溢れ、良い意味で未知・無知の状態から、自らの意志と思考で行動し、軽やかに挑戦を続けることができる未経験で入社した人が数多くいます。自分の知識と経験のみを基に、できない・やらない理由を探すのではなく、「どうすればできるのか」という点にフォーカスして、ゴールに到達するまでやりきることを良しとする文化が社内には浸透しています。彼らがその文化を牽引していると言っても過言ではないでしょう。

また、サンケイエンジニアリングでは上下関係を超えたフラットな関係性の中で全員が互いに学び合い、成長し合う「共育」を社是としています。
上司から管理されて業務をこなすのではなく、各社員は自身の業務にオーナーシップを持ち、対等な立場で意見を交わすことが可能です。この点も「中小企業のメーカー」としては珍しい社風かもしれません。対等な立場で意見交換をするためには、信用・信頼に基づく関係性が必要です。信用と信頼には、弊社が大事にしている「仕事の基礎」(人間性と人間力)の要素である各人の自律・自責・自働が必要です。これらを身に着け、「仕事の基本」(思考と行動に)に基づき、目的・目標に向かって考え動き続けることが成果を生み、成果の積み重ねが組織と個人を成長させます。
少し固い話の後にちょっと楽し気な話をすると、弊社の力の源は社員のモノ・コトづくりへの「好奇心」と試行錯誤を楽しむ「遊び心」です。この「モノづくり」「コトづくり」を軸に、好奇心と遊び心を持ち、自由に妄想・クリエイトする力を持つ人財を、私たちは歓迎します。
ミッションとして掲げている「日本の中小製造業を世界の中核へ」、この言葉を実現させるために、グローバル市場のさらなる開拓、コンサルティングのためのノウハウの蓄積を進行させることなど、弊社に興味を持った方は、是非、見学にいらしてください。
より深くサンケイエンジニアリングを体感してもらうためのOBOG訪問や、社員に直接なんでも質問できる座談会のある会社見学会を、随時受付けています。もちろん、あなたが掘り下げて知りたい部署、人、仕事内容などがあれば、ご希望に応じて柔軟に対応が可能です。ご来社いただき、お会いできることを楽しみにしています。
株式会社サンケイエンジニアリング 代表取締役
笠原 久芳
琉球大学理学部海洋学科卒業後、西武百貨店入社。1989年サンケイエンジニアリング入社。金属加工経験ゼロではあったが、NC旋盤等の工作機械を購入し独自に製品を創り始める。1996年に初代技術センターを立ち上げる。2004年代表取締役社長に就任。現在のサンケイエンジニアリングが掲げている「電気測定の、119番」の基礎を確立。2014年にSankeiEngineering(Cambodia)Co.,Ltdを設立。海外製造の第一歩を踏み出す。2022年5月、山梨県北杜市に未来のものづくりセンターとして「M&T BASE HOKUTO」を建築。同時に「日本の中小製造業を世界の中核へ」というMISSIONを掲げ、未来へ向けて始動する。