会社はステージを用意し、社員はそのステージを自分の人生に利用する。サンケイエンジニアリングが考える「終身雇用」の形。

CULTURE & ESSENCE
2026.01.16
#福利厚生#終身雇用

今回登場するのは、サンケイエンジニアリングのマネジメントの中核を担うM.NさんとI.Tさん。社内にしっかりと通底する強固な理念、そして本質的な価値観について、全6回にわたってその内容をお届けします。

第1回のテーマは「終身雇用」。ともすれば前時代的に聞こえる言葉ですが、サンケイエンジニアリングでは、会社が成長し続けることで社員が生涯働くためのステージを用意し、社員はそのステージで成果を出す。その成果によって会社はまた発展する、というサイクルを繰り返すことで結果として「終身雇用」を実現しています。今回は、サンケイエンジニアリングが考える「終身雇用」の本質に迫ります。

――まず、サンケイエンジニアリングが掲げる「終身雇用」の考え方の原点について教えてください。

まずお伝えしたいのは、私たちが考える「終身雇用」は、世間でイメージされる「一度入社すれば安泰」といった、会社にぶら下がるような制度とは全く違うということです。そして、原点にあるのは、ここまで会社を成長させてくれた社員一人ひとりへの、純粋な「感謝」の気持ちです。

大きな転機は、1998年に工場を建てた時でした。創業社長の笠原が、これまで共に汗を流してくれた仲間たちの顔を見ながら、感謝の気持ちとともに「この先、彼らが歳を重ねても働けるステージ(機会)を用意できるように、会社を成長させ続けなければいけない」と強く心に決めたそうです。例えば、怪我をしたり病気になったり、ライフステージが変わることで仕事ができる時間が変化したりしたとしても、会社として働けるステージを用意しておく。働くステージさえあってそこで成果を出してくれるのであれば、給料を支払うことができる。そして社員も生活を続けることができる、このような形こそが、私たちの考える「終身雇用」の礎となっています。

ですから、これは「制度」というより「利害関係」に近いかもしれません。会社は、社員が働ける「ステージ」を用意し続ける。社員は、そのステージを自分の人生を豊かにするために利用し、成果をあげる。この相互の利害関係によって、会社は成長を続け用意できるステージが増えるため、結果として社員と長く一緒に歩んでいける。そんなパートナーシップこそが、私たちの目指す終身雇用の本当の姿です。

――「会社がステージを用意し、社員が努力で応える」という関係性について、詳しく聞かせてください。

私たちは、会社が社員にできることは2つしかないと考えています。それは「給料を上げること」と「活躍するステージ(機会)を作ること」です。一方社員においては、そのステージを活かすことで成長し続けること。そうした社員の活躍によって、会社は更に成長し利益を増やすことができる。その利益を社員に還元することで給料を上げ、また新たなステージを用意する。そうした循環により会社も社員も成長し続ける、お互いの利害に基づいた対等な関係を実現できると考えています。

だからこそ、社員の皆さんには「いつでもそのステージで活躍できる状況を、自分自身で作っていってほしい」と期待しています。これは、決して一方的に厳しい要求をしているわけではないんです。むしろ、会社と社員の皆さんとの間にある必要な原則なんです。

そして会社は、「この人がいるから、こんな新しい仕事が生まれるかもしれない」と、「人」を起点に次のステージを描いています。ですから、社員に求める「自分自身で状況を作る」というのは、「会社の歯車として働くのではなく、自分の人生のために会社を利用してほしい」という、私たちの願いの表れでもあります。

――社員の成長が会社の成長にも繋がるというお話でした。今後この考え方はどのように発展していくのでしょうか?

これからは社員が培ってきたスキルや経験を、社外という新しいステージで輝かせるフェーズに入っていくと考えています。

創業期から会社を支えてくれているベテラン社員の中には、特定の技術をとことん突き詰めてきた職人のような人材がいます。彼らの成長が、一つの到達点に達したとき、その卓越したスキルは会社にとって新しい「宝」になります。

ここでも「人を起点にステージを用意する」という考え方は変わりません。その宝である技術を活かして、新たに部品加工の専門事業を立ち上げたり、私たちの技術を必要としている海外の工場へ技術指導に赴いてもらったりと、社員のキャリアの先に新しいビジネスというステージを創出していくのです。

つまり、社員一人ひとりの成長の先に会社の未来があり、その個々の力の集合体が、結果として業界全体に貢献していく力となる。私たちの「中小製造業を世界の中核へ」というビジョンは、決して単なるスローガンではなく、こうした社員一人ひとりのキャリアの延長線上に描いているリアルな未来図です。年齢を重ねることが可能性を狭めるのではなく、むしろ新しい扉を開くきっかけになる。そんな働き方を、私たちは会社に関わる全ての人と共に実現していきたいと考えています。

終身雇用とは、会社と社員が育む「共に成長し続ける」という約束

サンケイエンジニアリングの考える終身雇用は、単なる雇用制度ではありません。それは、社員への深い感謝を起点とし、会社と社員が互いに信頼し、努力し合うことで築かれるパートナーシップそのものなのです。

会社は、社員一人ひとりの人生を尊重し、ライフステージの変化にも寄り添いながら、常に輝ける「ステージ」を用意し続ける。社員は、その期待に応え、自らを磨き続ける。この循環こそが、両者を成長させ、長く続く関係性を育んでいくのです。

さて、このような考え方は、日々の評価や給料にどのように反映されているのでしょうか。

次回は、「サンケイエンジニアリングが考える仕事と給料の関係」をテーマにお届けします。「なぜ、不要な手当を設けないのか?」「成果とは何か?」といった、さらに踏み込んだ問いを通じて、公平な評価制度の裏側にある原理・原則を解き明かしていきます。

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